開催講習会・イベント等

障害学生支援センターでは修学支援に関する情報提供や情報交換を目的として、講習会や情報交換会を開催しています。また、センターで開催したイベント等も掲載しています。

2018年度

平成30年度パソコンノートテイク基礎研修

 本学障害学生支援センターが主催となり、平成31年2月19日(火)、長崎大学障がい学生支援室ピーター・バーニック助教をお迎えし、九州地区国立大学法人障害者支援に関する大学間連携プログラム「平成30年度パソコンノートテイク基礎研修」を開催しました。九州地区の国立大学の学生・教職員など約40名が参加しました。
 講義1では、ピーター・バーニック助教より、「大学における障がい学生支援の概要」と題して、障害学生支援の背景にある法令や諸外国も含めた障害学生支援の現状、実際の支援例など、幅広く講義していただきました。
 講義2では、本センター永井 友幸障害学生支援コーディネーターより情報保障の概要に関する説明があり、続いて特別支援教育教員養成課程4年岩谷 若菜さんが講師となりパソコンテイクの演習を行いました。
 最後に参加した7大学から活動報告が行なわれ、各大学の学生や職員より特色のある取組みが紹介されました。また、各大学の取組みについて、活発な意見が交わされました。
 本研修は九州内の国立大学法人合同での障害学生支援者養成研修及びパソコンテイクの実演を含めた研修であり、参加者の方々も熱心に取り組んでおられ充実した研修会となりました。
  • ピーター・バーニック助教による講演
  • 永井友幸障害学生支援コーディネーターによる講演

平成30年度第2回人権教育推進研修会

 平成30年10月4日(木)に本学の教職員向けに人権教育推進研修会が開催され、「大学に求められる障害学生への合理的配慮—障害学生支援センターの取り組み—」と題して日本の障害学生支援の現状や障害別の具体的な配慮内容について講演を行い、約200名の教職員の参加がありました。

第14回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム

 平成30年10月28日(日)に早稲田大学(東京都新宿区)で日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)主催の第14回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムが開催されました。聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2018で、本学の「学生による支援活動研究プロジェクト」の一環として学生スタッフが実践事例を発表し、奨励賞を受賞しました。

2016年度

平成28年度障害学生支援センター交流会

 平成28年12月17日(土)に障害学生支援に携わる学生の交流会を行いました。

講演での遠隔保障

 平成28年7月8日(金)に九州大学で行われた九州・沖縄地区情報交換会にて本センター所属の太田教員による講演が行われました。その際に、本学障害学生支援センター登録学生による遠隔情報保障が行われました。
遠隔情報保障とは、インターネットでA地点とB地点をつなぎ、A地点で話されている授業や講演などの音声をB地点にいる情報保障者がパソコンテイクをして、A地点会場の音声の字幕を表示させるシステムです。
 
講演内容 ~障害学生支援に関する九州・沖縄地区の連携~
  • 会場内の様子
  • 講演内容を情報保障しているスクリーン
  • 会場の音声を遠隔で情報保障する学生
  • 講師の太田教員

2015年度

平成27年12月19日(土)~20日(日) 第9回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム

主催:日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク・筑波技術大学
共催:福岡教育大学 
 
 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(以下PEPNet-Japan)の活動の成果をより多くの大学・機関に向けて発信すると共に全国の高等教育機関における支援実践についての情報交換をすることを目的として、今回、九州地区では初めて開催されました。全国から419名の障害学生支援に携わる教職員や学生が参加し、2日間にわたって開催されました。
  1日目はアフタヌーンセッションとしてコンテスト企画や、各種展示、ミニセミナー、相談コーナーでの相談などが開催されました。 2日目は、前半に4つの分科会、後半に平成28年4月施行の障害者差別解消法がテーマの全体会という構成でした。分科会の中では本学教授の報告が行われ、全体会では本学がPEPNet-Japanと共催で公開事例検討会を実施しました。

平成28年3月10日(木)障害者差別解消法施行に伴う教職員向け講演会

 平成28年4月からの「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(以下「障害者差別解消法」)施行により、国立大学では、「障害のある学生等への差別の禁止」及び「合理的配慮の提供」が義務となりました。
そこで、障害者差別解消法の内容と、合理的配慮に関する解釈を深めることを目的として、教職員向け講演会を実施しました。
 
講演内容 ~障害者差別解消法施行において大学教職員に求められること~
講師:金澤 貴之氏  群馬大学教育学部教授

2014年度

平成26年11月15日(土)専門テーマ別障害学生支援セミナー

主催:独立行政法人 日本学生支援機構
共催:福岡教育大学 九州大学
 
開催内容 ~障害学生への支援力強化のために~
 このセミナーは、障害学生支援の充実に資するために、専門的なテーマに焦点を当て、支援体制の向上に関する情報交換や意見交換を行うために開催されたもので、テーマを「障害学生への支援力強化のために」とし、全国の大学、短大及び高専から障害学生支援に携わる65名の教職員の参加がありました。
   セミナーでは、日本学生支援機構による実態調査報告やグループワークが行われました。グループワークでは「人材確保のための募集・PR」又は「支援学生のモチベーションアップ」いずれかのテーマで4つのグループに分かれ、事前に提出された意見を基にしてファシリテーターのリードで課題や解決法の整理・検討を行いました。
  最後は、全体でグループワークごとの検討発表を行い、ファシリテーターからのコメント、質疑応答で全てのプログラムが終了しました。

2013年度

平成25年11月2日(土)平成25年度障害学生支援セミナー

主催:独立行政法人 日本学生支援機構
共催:福岡教育大学 九州大学
参加者数:64名
 
開催内容 ~テクノロジー、メンタルヘルス、学生サポートスタッフへの取り組み~
 午前中は、「障害のある学生の修学支援状況」、「学生サポートスタッフへの取り組み」、「学習テクノロジー利用と合理的配慮」についての講演会が実施されました。午後からは、「学習へのテクノロジー利用について」、「学生サポートスタッフへの取り組み」、「発達障害学生の心理面の支援」の三つのテーマで分科会を実施しました。
  • 講演会
  • 分科会

平成26年3月8日(土)平成25年度障害学生支援セミナー

主催:独立行政法人 日本学生支援機構
共催:福岡教育大学 九州大学
参加者数:90名
 
開催内容 ~発達障害学生・生徒への支援と高大連携~
 午前中は、「障害のある学生の修学支援に関する施策について」の行政説明と「発達障害のある学生に対する高等学校までの支援の現状と課題」の講演を実施しました。午後からは、「発達障害学生・生徒への支援と高大連携」をテーマにパネルディスッカションが行われました。

2012年度

平成24年9月5日  聴覚に障害のあるかたへの支援技術講習会

  パソコンテイクの仕組みや視聴覚教材への字幕挿入技術など、支援学生が講師となり、現在、本学で取り組んでいる内容とスキルについて情報を発信しました。
 パソコンテイクについては、参加者に実際に体験をしていただきました。

平成24年11月17日  障害のあるかたへの支援に関する情報交換会

  前半は、視覚障害に関する支援機器や支援方法について、具体的な実演を交えながら、紹介を行いました。後半は、教職員と学生のグループに分かれて、情報交換会を行いました。それぞれの立場での意見が交わされ、情報提供の場として、良き交流ができました。

平成24年2月19日  講演会 障害児(者)のための電子図書・マルチメディアDAISYについて

  この講演会では、専門の講師を迎え、マルチメディアDAISYについての具体的な説明が行われました。さまざまな障害をもつ方に有効と考えられ、今後の支援への可能性が広がる講座でした。

開催講座

ノート・パソコンテイク入門講座……18回
ノート・パソコンテイクスキルアップ講座……9回
視聴覚教材字幕挿入入門・スキルアップ講座……4回
手話講座……週1回
拡大資料作成入門講座…随 時

2011年度

平成23年8月26日  障害のあるかたへの支援技術講習会

  「パソコンテイク」「視聴覚教材への字幕挿入」「音声認識ソフトを利用した支援」 「OCRソフトを利用した視覚障害のあるかたへの支援」の4つのテーマに添って、本支援室登録学生が講師を担当し、講習会を実施しました。  

平成23年12月16日  障害のある学生の就職支援に関する情報交換会

 障害者の就職・転職を支援している企業の方を講師に迎え、労働市場や企業の現状、行政の意向など、さまざまな背景を踏まえ、あらゆる工夫や意欲を持って企業にアプローチを行うことが重要ということを学びました。

開催講座

ノート・パソコンテイク入門講座……6回
スキルアップ講座……3回
視聴覚教材字幕挿入入門講座……1回
拡大資料作成入門講座……1回